何だか変だ･･･

あの嫌な時代バブル期。
幸い当社は無茶は出来ない会社なので
生き残っている。
だが異常に忙しくて、
文字通り心亡くして仕事をした･･･と悔いが残ることも。
お客様への感謝、お金のありがたみ、精魂込めた仕事。
こんな当たり前のことが失われていた時。
職方も種類によっては、滅茶苦茶な対応があった。
思い出せば驚くような話が、切りなく出てくる。
このところ何か変なのだ。
街があの頃の空気に似てきた。
あちこちで解体が行われ、
仮設クレーンが立ち、
ずっと駐車場だった場所が急に閉鎖になる。
いやな空気だ。建設業界としては好ましいか？
先ほど型枠大工･鉄筋工に連絡を取り
仕事段取りの打合せ。
「どうにもならないほど忙しい」とのこと。
「残念だが、できればお断りしたい･･･」とまで。
まあ、どちらもまじめにやってきた業者ゆえ
生き残り今がある。すごいことだ。
両者の話を聴けば、厳しすぎる時代が続き
職人が減ってしまったのは間違いないようだ。
まだ表面化してはいないが大手の現場では
大工・鉄筋工不足で大分遅れが出てきているらしい。
そして「単価上げてでも職人を引っ張れ」と。
一日単位で物事を考える職人は当然流される。
また外国人労働者が増えるか。
社会に様々な変化が生じ
じわじわと我々末端の小さな会社に影響が及ぶ。
こういう話は新聞・テレビに出だすと一揆に加速する。
必ず引っ張られるのだ。
こんな悪循環が私の憶測で終わりますように。
あ、ひょっとしてブログに書くことも
力を貸すことになる？
情報をコントロールする意図は全くありませんので･･･。