やっぱり体育会系かな

一昨日の土曜日は母校の工業大学に行ってきた。
これから取り組もうとしている「雨漏り」
について、建物の構造的見地から調査するための
ヒントがないかと、当時お世話になった先生を訪ねた。
私が望むテーマよりも、昨今の学生の気質などについて
がメインの話となってしまった･･･。
とにかく今の学生は褒めて・慰めて・奮い立たせて
と包み込んでやらないと駄目で、叱る時も
その後の展開を想定した上で、演技として叱る。
そんな状況らしい。
ほとんどの学生が、廊下ですれ違っても挨拶もしないし、
同じ研究室のメンバーが急ぎの作業で苦しんでいても
知らぬふり。
それでいて、自身についてのアンケートをとると
挨拶が出来る・人を思いやることが出来る　
に丸がついている。
即ち、挨拶が出来るということの程度・レベルが
廊下ですれ違う時までは入っていない
人を思いやるレベルも･･･
それを認めて、暖かく見守るほかないそうだ。
構造を教えているほかにカウンセリング的な
分野が大いに必要となっているとのこと。
私の尊敬する先生のセミナーに行った時
「時代は変わっている。今の若者はなどと嘆いていないで
その人の感じ方を基準に教育していくのが上司の務め」
といわれて、納得したようなしないような感があったことを
思い出した。
私がのこぎりで板を切っている傍らで、手も沿えずに
たたずむ新入社員に気が利かないなどと思わず、
こういう時はこうするんだよ･･･とまで言わなければ？
うーん。
まあうちの親父からみても、私など「今の若い者は」
と移っていたのだから、いつの世も繰り返しか。
昨日の日曜日は、子供の高校でグランド周りの草刈。
その後練習試合や、バッティング練習などを見た。
「打ち込むものがある」って素晴らしい。みんな輝いている。
子供はアパート住まいで学校に通っている。（野球がメインだが･･･）
久しぶりに会ったが一回り大きく、そして大人になった気がした。
周りの人に恵まれて支えられていると心から感謝。
ここでの体験・学びが社会に出ても生きますように。
やっぱり体育会系、いいな。好きだな。