「緊急事態宣言」を受けて

「緊急事態宣言」
誰もが生まれて初めて体験します。
弊社では以下の書面を社内にて共有し、業務に取り組む所存です。
何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

<緊急事態宣言を受けて> 2020.4.7 恵建設株式会社 代表取締役 蓮見恵一

この度の宣言は「外に出ない」を第一に掲げていますが、弊社の業務においては「現場」が中心となる業務であるがゆえ、対応には十分配慮が必要です。
皆様(お客様・協力業者様・社員及びご家族)の生命、健康を確保するためにできる限りのことをしなければならないのは当然であり、現段階では以下の通り共有ならびに実行します。

<現場における対応>
【1】感染予防対策
現在、「感染しない・させない」ために、既に消毒やマスクなどを各人が常備する対策はとりました。
これらは今にも増して、常に神経質なくらいに実施してください。
入室時・退出時とも「感染しない・させない」意識を更に高めていきましょう。

【2】三密の回避
「密集・密閉・密接」は感染リスクの三大要素であり、これを回避することが重要なのはご承知の通り。
とはいえ、すべての要素を完全にゼロとするのは難しいと思えます。
そこで、密が重なる部分を少しでも減らす努力をしなければなりません。

(1)密集
我々の現場は、10名を超えるような多数の職人が集合して工事するケースは少ないですが、狭い室内工事であれば、2~3人集まるのも「密集」といえます。この場面が回避できない状況であれば、以下の(2)(3)を充実させて、少しでも「密集」の危険度を下げなければなりません。

(2)密閉
お客様にご理解いただき、極力あらゆる箇所の「換気扇を動かす」「窓を開ける」こと。
埃、花粉などの流入は気がかりですが、それよりも新型コロナの危険度を下げるためにすべきことです。

(3)密接
現場において密接せざるを得ない場面は、「お客様との対面打合せ」「協力業者との対面打合せ、共に作業する」などが考えられます。マスクは絶対条件とし、極力短時間での打合せを心がけるしかありません。
マスクを持っていない業者には渡し、お客様がしていなければ、尚更こちらは絶対に付けたままで対応する。それは失礼ではありません。

■それぞれが担当する工事について、日程・内容を全員で共有し、「手伝う・代行する」などの協力体制で、前述の「三密」の時間・場面を、少しでも短縮、余分な作業を省略するよう努めること。

■以下の場合は工事を中断し、適正な対応・処置の後に工事再開いたします。
1.新型コロナウイルスの感染を懸念し、お客様から中断のご要望があった時。
2.社員及び工事関係者が罹患し、自宅待機など弊社業務を中断せざるを得ない時。

<勤務時短>
「接することを8割減らす」という提言がありました。
我々の仕事は「お客様の困った」への対応が骨です。ですので、当面現場が無い場合でも、突発事項や緊急事態に備え、基本的に全員出社し、(※土日は今まで通り、休日扱い。)今後の情勢によっては「交替当番制」とすることも考えています。
出社時刻は9時を目途に、退社時刻は16時を目途とし、三密通勤ラッシュを避けるよう調整すること。

命を守る。
誰もが初めての苦難。
乗り越えるしか選択肢はありません。

更なる社会情勢の変化や政府の発表によっては、見直しを重ねる所存です。
お客様、協力業者様には、ご迷惑をおかけすることもあろうかと存じます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。