内装 トイレ改修工事:施工事例3

1. 概要

「新築当時から30年、長きにわたりご入居下さっているテナントのために・・・」
テナントのご満足を常に考えておられるビルオーナーから、トイレリニューアルのプレゼント。

工事区分 内装 トイレ改修工事
所在地 新宿区 Gビル
構造 鉄筋コンクリート造5階建て 4階テナント部分

2. 相談内容

「不満」テナントから不満の言葉が出る前に解決。

新築当時は美しかったトイレですが、味気ない風景、傷んだドア。
ビルオーナーのご希望は「テナントの女性スタッフが気に入るよう、清潔で美しいトイレに。」

3. 所見

幸い下階への漏水に至らなかったものの、給水管・給湯管の劣化状況や配管ルートに問題がありましたビルオーナーより、使用されている女性スタッフからの声をお知らせいただきました。そこを解決すべき処方を検討。

洗面所で、男性用小便器が目につかぬよう →デザインの工夫で解決
掃除が楽になるよう →素材の選択で解決
衛生的に →自動水栓・自動洗浄・洗浄便座など設備で解決
工事中もストレスなきよう →執務中に使用不可時間を生まず解決

4. 処方

既存の天井、壁面のライニング(配管スペース)部分など、残すところが多々あるため、それらを活かしたデザインの工夫。壁・床の仕上げ材、はすべて「水や尿がかかる可能性が高い」という前提で選択。

衛生設備機器は、各メーカーとも「綺麗・掃除がしやすい」は当たり前にしのぎを削っているが、慎重に選択。工事時間は休日と夜間。工事途中でも昼間は違和感なく使用できるよう配慮。

5. 効用

満足

不満の声が高まる前に、ビルオーナーからの気遣いで解決。
ビルオーナーが「私はこうしたい」ではなく、テナント女性スタッフの「こんな風にしてほしい」を叶えることに徹しておられたので、皆さん満足度高くお喜び頂きました。
女性スタッフが清掃に費やしていた時間・ストレスが激減し、業務効率が高まるとともに、笑顔が増えることになります。

ビルオーナーにとって、テナントはお客様。
その意識の有無は、ビルの経営状態に大きな影響を及ぼす・・・
そう強く感じた案件でした。

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